私をはじめ精密部品事業部の営業グループでは、精密加工部品やユニット製品の受注活動を行っています。 主要なお客様となる自動車関連部品メーカー様に対して、既製の製品を取り扱うだけではなくお客様によって異なるニーズに応えるべく、新製品の仕様検討の段階から打合せを重ね、お客様の期待を上回る製品を作り出すことが私たちのミッションです。 営業は「製品を売って終わり」ではありません。発注していただいた後もお客様に定期的にヒアリングを行い、さらなる困りごとの解決に努めます。また、国内だけでなくタイにも当社の生産拠点があるため、海外メーカー様への受注活動などで海外出張することがあり、活動のフィールドがとても広い仕事です。
他の人には負けない自分の強みを手に入れてほしいです。 例えば、資格取得に挑戦して知識の専門性を高めるなど、学生時代からできることもがあると思います。「○○のことはあの人にお願いしよう!」と他の人から頼られる存在を目指してください。 私が言う「強み」は、勉強だけではなく「人のために何ができるかを考えるのが得意」ということもその人の強みです。 自分の強みがすでにある人は、その強みを誰にも負けないレベルまで伸ばすことを目指すのも良いと思います。自分の強みが何かまだわからない人は、人から褒められたことや感謝された経験を思い出してみると、自分の良さ(=アピールポイント)が見つかるかもしれません。 仕事をしていると、時には問題にぶつかって苦しいと思う場面にも出会います。そこで自分の部署だけでなく関連する他の部署の方にも協力を依頼するなど、様々な手法を試しながら仕事に取り組む人には、成長が待っていると思っています。
就職活動は、人生のひとつの通過点です。 社会人になったら自分はどんな人でありたいかをイメージしながら就職活動を行うと良いと思います。 また、これからたくさんの人と出会う中、他の人からアドバイスをもらえる機会には相手の言葉に耳を傾ける事が大切だと思います。その時には相手の言っている事が理解できなかったり、真意に気づかなかったりすることがあるかもしれません。しかし後々、相手が本当に伝えたかったメッセージや思いなどがわかる事もありますので、他の人の意見は大事にするようにしましょう。
入社
12年目
営業所の責任者を任され、広範囲かつ少人数での体制の中、指示を受ける立場から指示をする立場になる。また自分の仕事だけでなく営業所全体を考える立場になり、やりがいと同時に不安を感じていた。
業界では国内初となる方式を用いた製品の開発を担当した。 「まず行動」を心がけて仕事を行うことが大切だと改めて感じた。効率良く仕事をすることも重要だが、時には立ち止まりじっくり考えることの必要性を学んだ。また周りと協力しながら仕事を進めるように意識するようになり、初めは仕事の進め方に苦労したが、自分の成長を感じられた。
18年目
部品・ユニット事業部へ異動となる。引続き営業職に就いたが、業界や取り扱う製品に対して全く知識の無い分野だった。商談時に飛び交う言葉は理解不能で、勉強の毎日を過ごす。
上司や技術部門との訪問に積極的に同行し、初めて注文を獲得した。試行錯誤を繰り返しながらも部品・ユニット事業部での営業経験を積んでいく事で、少しずつ自分に判断力や自信が付いていった。その頃の経験や苦労は今でも自分が仕事を進める時の考え方のベースになっている。
現在
私は現在、産業機器事業部の営業グループでマネージャーとして、当社の自動外観検査装置を活用したお客様の困りごと解決に貢献できるよう日々取り組んでいます。 自動外観検査装置とは、部品などに傷や凹みといった不良箇所が無いかを検査する装置です。私たち営業部の仕事は、お客様のモノづくりがより良いものになるよう提案を行い、受注につなげ、その後のアフターフォローまでを担当しています。当社の外観検査技術を活用した設備の自動化による効率化や製造コストの削減、品質の向上など、多方面からの提案が可能で、営業の仕事は広い視野が必要だと感じています。 私は以前、同じ産業機器事業部の中でも技術者として画像処理ソフトウェア設計を担当していました。お客様との打合せやヒアリングを行っている時も、設計職の経験があるからこそわかることや気づけることが多く、技術者としてのキャリアを生かした営業が自分の強みだと感じています。
若手社員に限ったことではありませんが、何に対しても貪欲に物事を吸収する事が大切だと考えています。 産業機器事業分野において、新しい考え方や技術が次々と出てくると思いますが「自分の業務には関係ないな」とか「興味ないな」と自分で一線を引いてしまうと取り残されてしまい、先に進めなくなります。新しい物、自分が知らない事には、まず初めに「これってどういうものなのだろう」と興味を持って自分から勉強する、あるいは研究していく習慣が持てると良いと思います。 また、頭の中だけで考えるのではなく、実践してみるようにしていきましょう。ある方法でうまくいかなければ、別の方法を考えて実践してみるといった試行錯誤を繰り返すことは、自己スキルのアップや自分が掲げた目標の達成にも繋がります。
周りの評価に流されず、ご自身の目で見て体感し、判断することが大切だと思います。 物事は見る人が変われば評価も異なります。自分が導き出した結論を相手にも理解してもらうためには「過程」と呼ばれる土台をしっかりとさせることが鍵です。もちろん結果は重要ですが、自分がどのように取り組むか、または取り組んだのかの過程をしっかりと説明できるように考えをまとめておくことが大切だと思います。就職活動でも同じで、その会社に入りたい、こんな仕事がしたい、と自分の意思に対して「こういう理由がある」という土台をしっかりと持つことで、入社後も自分のモチベーションを維持することができます。また、自分で考えて判断する姿勢は就職活動だけではなく、仕事をしていく上でも大切にしてください。
入社
商品設計・開発部署では学生時代にあまり携わったことのないソフトウェア設計を担当し、仕事をやっていけるのか、事業に貢献できるか不安だった。
業界では国内初となる方式を用いた製品の開発を担当した。 プログラミング言語を基礎から貪欲に学ぶことで苦手意識が無くなり、特に無線通信関連の組み込みソフトウェア設計を任せられるようになった。
12年目
計量器事業部から産業機器事業部に異動となる。 これまでの事業分野とは異なり、外観検査装置の画像処理ソフトウェア設計を担当した。ここでも仕事への取り組み姿勢は変わることなく、わからないことは積極的に学ぶ姿勢を大切に努力したことで、成果が実感できた。
16年目
マネージャー職となり、自分の仕事以外に部下の指導、育成、管理、及び部署のメンバーがどうしたら仕事がしやすいのかを考えることが新たな役割となる。初めは戸惑うこともあったが周囲のフォローにより役割を果たすことができた。
営業部へ異動となる。 これまで培ってきた、外観検査の画像処理技術を活用することで、顧客との信頼関係の強化や営業活動の幅を広げることができると気づいた。
現在
私は資材グループの調達管理チームのリーダーとして、RP生産センターで取り扱う量産機種部品や修理機部品などの調達、調達のリードタイム短縮(部品を発注してから納品までの期間を最短に留めるためにどうすれば良いのかを考えるといったSCM活動*)、部品を安定調達できるような維持管理を行っています。
製品は材料や部品が無ければ作ることができません。しかし、材料や部品はどれでも良いわけではなく、高品質な物を適正なコストで仕入れられるよう見極めることが必要になります。また、購買に関わる多くの法令の遵守が必要で、ただ部品を調達するだけの仕事ではありません。資材部の仕事は当社のモノづくりにとって欠かせない重要な役割を担っています。
現在はチームリーダーとして部下と共に業務を行いながら、家では母親として子育てをして仕事と家庭を両立させています。正直大変なことは多いですが、モノづくりを支えることのできるやりがいのある仕事だと感じています。
SCM ・・・ Supply Chain Managementの略。原材料や部品の確保から製造、流通、販売といった一連の活動の管理手法を表す。
私が若手社員に求めることは2つあります。 1つ目は「主体的に行動すること」です。何事にも自分の考えを持つようにし、それを発言していくようにしてほしいです。何か問題が発生した時、私は自分なりの解決への道筋を描くことが大切だと思っています。さらに自分の考えを言葉にして相手と共有すると、新たに気づくこと、見えてくることがあるので皆さんにもぜひ自ら動くことを大切にしてほしいです。 2つ目は「チームで働くこと」です。仕事は1人ではできません。自分で努力して成果を出すことも大切ですが、部署の先輩・同僚や他部署と協力することは大きな力となり、より大きな目標の達成に繋がると思います。日頃から周りとの協力を大切にしながら仕事に取り組むようにしてほしいです。
就職活動は本当に大変だと思いますが、様々な会社、様々な職種の人と出会えるチャンスでもあります。 自分のやってきたことを信じてベストを尽くせば必ず結果はついてきますし、その姿をきっと誰かが見ていて評価してくれています。 学生の皆さんはまだ仕事を始めていないわけですから、できないことばかり、わからないことばかりで当然です。だからこそ、自分の目指す姿ややりたいことを明確にして会社を選び、自分をアピールすることが重要です。強い思いをもって会社を選ぶことは入社後のモチベーション維持にも繋がります。皆さんの納得のいく会社選びができるよう応援しています。頑張ってください!
入社
ある製品の内製化(外注で製作していた物を自社で製作すること)のオーダーを受け、初めてプロジェクトを任される。メンバーと協力し外注生産から内製生産することに成功し、少しずつ仕事に自信を持てるようになった。
10年目
初めて部内のプロジェクトリーダーとなったが、目の前の仕事に追われてしまい、どうすればメンバーが動きやすいのかがわからず悩んでばかりだった。
上司に「最終的にどうしたいか、先を見据えて考えてみて」と言われ、リーダーとして役割を果たすために、着地点をメンバーにしっかりと示す重要性に気付かされた。
20年目
ダイバーシティ&ワークライフマネジメント推進女性社員プロジェクトのメンバーに選ばれ、女性社員の活躍、組織・会社の活性化を目指す施策を検討するなど1年間活動し経営陣への報告を実施。その後施策の展開につなげることができた。
女性活躍推進プロジェクトの経験から、他部署や他社と交流することで良い刺激を受け、今までよりも自身の考えを積極的に発信するなど、より主体的に行動できるようになった。
現在
※それぞれの所属部署名及び職務内容は本ページ公開時点。