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リコーエレメックス株式会社

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ニュースリリース 2008年

恵那事業所での四塩化炭素検出のお知らせ。

2008.12.18

リコーエレメックス株式会社(本社:名古屋市、社長執行役員:沢 光司)では次のことを確認し、岐阜県および恵那市に報告いたしましたのでお知らせいたします。 
弊社の恵那事業所で、既に届け出・公表の上実施しております土壌・地下水汚染浄化対策の過程において、2007年7月に有害物質に該当する四塩化炭素が検出されました。(環境基準値[0.002mg/L]に対して、最大25.5倍[0.051mg/L])これまでの調査では、弊社における四塩化炭素の使用実績は確認されておらず、また、弊社敷地内での土壌地下水の調査でも汚染源は特定されておりません。
下記に、これまでの四塩化炭素検出の経緯及びその後の調査状況等をお知らせいたします。

--------------  記  --------------

●端緒

弊社敷地内土壌浄化対策として新たに揚水井を設置した際に地下水の分析を行ったところ、弊社敷地境界の地下水から有害物質の四塩化炭素が検出されました。〔2007年 7月〕

●調査の実施状況と調査結果

  1. 四塩化炭素の使用履歴について社内資料、担当者への聞き取り調査を実施しましたが、四塩化炭素を使用した履歴は確認されておりません。〔2007年 8、10月〕
  2. 検出地点付近で土壌ガス調査を実施しましたが四塩化炭素の検出はありませんでした。〔2007年12月〕
  3. 弊社敷地内における関連しうる地下水分析を実施しましたが、四塩化炭素の検出はありませんでした。〔2008年 2月〕
  4. 検出地点周辺の表層土壌ガス調査を実施しましたが、四塩化炭素の検出はありませんでした。〔2008年 3月〕
    以上の通り、2007年7月の四塩化炭素検出を受けて、弊社敷地外から流入している可能性もあり、少なくとも汚染源を特定したうえで報告をすべきと考え、慎重を重ね調査・検討をして参りました。しかしながら、調査結果では汚染源を特定することはできませんでした。
    報告までに時間を要しましたことをおわび申し上げます。

●今後の対応

行政にて周辺の調査を実施する予定です。弊社としましては、できる限りの協力を行いたいと考えております。弊社に汚染原因があることが判明した場合、速やかに対策を取りたいと考えております。また、事業所内では、揚水井の揚水を継続しつつ、地下水の分析を継続し、状況の監視を継続して参ります。

●四塩化炭素とは

物質名 : テトラクロロメタン
化学式 : CCl4
融  点 : -28.6℃
沸  点 : 76.7℃

  • 揮発性有機化合物の1種であり、無色透明の液体。主な用途としては不燃性の溶剤、洗浄剤等がありました。
  • 人体への影響としては、長期の摂取により肝臓障害、腎臓障害、中枢神経障害があるとされています。
  • オゾン破壊物質としてモントリオール議定書にリストアップされています。
  • 土壌汚染対策法で定める地下水環境基準は、0.002mg/リットル以下です。
  • 揮発性が高いので、煮沸することにより水中から揮発します。

報道関係/お客様からのお問い合わせ先
リコーエレメックス株式会社 広報室
TEL:052-734-0310